私の考える仕事観。

12月に入った。


今年を振り返ってみると、なんだかあっという間に過ぎてしまった気がする。

というとあまりにもありきたりな話なのだが。


私の年明けは、転職とともに始まった。

あれからもうすぐ1年。


仕事にも慣れ、会社の人たちとも何とか馴染み、色々迷いながら、時には泣きながらなんとかやってきた。


職歴としては、

携帯ショップ店員:3年半

営業事務・講師アシスタント:各1ヶ月

倉庫スタッフ(派遣社員):半年

物流センター作業員:現在


という感じである。

見ての通り接客業が一番長い。


転職をしようと思ったのは、もっと接客業以外で自分が何か役立てることを探したかったから。

自分の能力を今のうちに把握したかったんだと思う。

あと、業界的に限界がありそうだったから。


1ヶ月で退職した2社は、自分の能力ではとうてい出来なさそうだと早々に判断したのもあるが、

毎日会社に行くのも嫌で、仕事をしながら自分らしく真っ当な生活が出来ると思えなかったからというのが大きい。


仕事は、生活の7割くらいの時間を費やす大事な部分ではあるが、

だからこそ、自分の能力を大幅に上回る仕事量だとか難易度があっては、

続けていくための余裕が擦り切れてしまう。


私が仕事に求めることは、

自分にできる範囲の難易度と仕事量であって、

それ相応の対価が貰えて、

最低限のコミュニケーションを会社の人たちと問題なくとれる、


こんなもんである。


今の会社で気に入ってるところは、


考えごとをしながら仕事ができる

昼休憩中に寝れる

通勤がそんなに苦ではない


ということ。

特に、難しいことをしている訳ではないので、

考えごとをしながら出来る仕事というのはたいへん有難い。


私は考えごとが好きだし、色々なことを頭の中であっちこっちぐるぐる巡らせながら手を動かしていると、

ほんとうにあっという間に1日が終わる。


一時期は、

もっと将来に役立つスキルを、とか

食いっぱぐれないような技術を、とか

かっこいい夢のある仕事を、とか


色々考えて転職活動をしていたが、

どうも肌に合わなかった。


そういう経緯もあって、今の仕事は一番無理がなく、

今の自分に合っているなぁと、この一年をかけて実感した。


また自分の能力を試すために転職はするかもしれないが、

腰を据えていられる場所は、こういう所なんじゃないかなと、やっと見つけた気もする。



来年の自分を、想像してみるとしよう。