周りの人たちが体調を崩し始めた話
前回は、腰の不調からくる坐骨神経痛に見舞われた。
あれから、ズキッとくる痛みが時々あるが、その一瞬だけで継続的に痛まないので、
なんとか仕事もこなせている。
自分のことで病院にかかることはかなり久しぶりだったのだが、、
先日、実家の父から、
「祖母が足を悪くして立てなくなったので一緒の病院へ連れていってやりたい」
と話をされた。
元々膝が悪く、近ごろでは外出もできず家の中だけを行動範囲としていた祖母であったが、
どうやら持病の痔が悪化して、トイレを往復するうちに膝まで悪くさせてしまったらしい。
寝たきりでトイレにも行けず、おむつを履いているらしく、日中は父も仕事で家を空けている。
家には祖母だけになってしまっているので、とても心配だ。
仕事はなんとか1日休みを貰い(有給を使った)、
昼には実家に向かっていた。
父は午前中で仕事を切り上げる予定だったが、かなり押してしまい、
夕方4時ごろに家に着いた。
それまで私は祖母が滅入らないよう色々話しかけたりしながら、
積み上げられた食器洗い、
洗濯機に入れっぱなしの服を干し、
切れたままの蛍光灯や祖母が食べたいと言ったものを買いに行き、
と色々とやっていた。早めに来てよかったと思った。
祖母の様子は、それほど差し迫っていたわけではなく、
私が家に来て安心したようで、よく喋った。
私もそれを見てほっとしたし、食欲がなくほとんど食べていないと言っていたがまだ体力がありそうで良かった。
父が帰宅し、受付時間が遅くまでやっているという整形外科に車で向かう。
当初父だけでは祖母を車に乗せることが出来ないから私に来て欲しいと言われたのだが、
家の廊下は狭いし、結局父が祖母を支え、私は祖母の杖を持ったままウロウロしているだけであった。
それでも父も祖母も私が来たことで安心したと言ってくれたし、病院の受付や問診票の記入も私が済ませたので、少しは役に立てたと思いたい。
無事診察と応急処置も住み、処方せんも受けて薬をもらい(高齢者の1割負担というのは本当に助かった)、
家に帰って全員がほっとしたのだった。
祖母が受けた診断では変形性関節症?のような病名で、ひざに水が溜まっていたのを抜いてもらったようだ。
だいぶ気持ちが楽になったようで、同時に外出したのも久しぶりだった祖母はヘトヘトになっていた。
自分も身体を痛めて歩けなくなったことがあったので、不安やストレスなどの気持ちがよく分かったし、 そういうときだからこそ一人じゃないほうがいいんだろうなとも思った。 立て続けに病院にかかっているが、それ以外にももう一人、身体の不調をうったえた人がいるのだが、 それは次回に書こうと思う。