仕事のし過ぎで足を痛めた話。
今週のお題「残暑を乗り切る」
お盆休み明けの仕事はきつかった。
9連休、ほぼ家にひきこもり、たまに外出したかと思いきや、最低限の食糧調達のみ。
立っているより寝そべっている時間の方が長い。
毎日食事を作っては食べて満足し、夜はお酒を楽しみ、好きな時間に寝て起きる。
そんな体たらくな生活をしていたが、それもついに終わり。
ここからがきつかった。
連休明けの仕事は大忙し。
毎日2時間は残業する日々。
ただでさえ連休明けで身体がなまっているのに、
いきなり10時間も立ちっぱなし。
そんな日が続き、
ついに4日目の木曜日に悲劇は起こる。
足が痛い、、、。
場所は、右のお尻から腰あたりで、ももの付け根くらいまでの広範囲に及んだ。
木曜の朝に少しの痛みと違和感があり、時間とともにどんどん痛くなっていく。
夕方には、右足を上げたり、曲げると痛みがはしるようになった。
連日の残業が祟ったな、と思っていたが、その日は奇跡的に定時で帰れることに。
帰り際にも痛みはどんどん悪化し、階段の上り下りも辛くなる。
電車では、とにかく座っていたかったので、各停に乗る。
何とかしなければ明日の仕事に影響が出る。
そう思い、近くの整骨院に赴く。
この日は飛び込みで予約が多い中、無理を言って診てもらえることになった。
ちなみにこの時にはもう足がほとんど上がらず、少しの段差も辛く、院内でスリッパに履き替えようとするだけで激痛が走った。
院長はとても優しかった。
待ち時間の間に機械のマッサージ機で血行をよくしたり、ウォーターベッドに寝たり、電気治療をしたりと色々した。
しかし横になったり起き上がるだけで激痛。足が上がらないのでかなり辛い。
結局色々してもらったが良くなるどころか悪化して(というか時間が経つごとに酷くなっていってる)
外に出る頃には足を引きずりながら歩くまでに。
家まで1kmほどあったので、たまらずタクシーで帰宅。
這々の体で玄関まで行き、ベッドにスローモーションのように横になった。
動けない。
着替えたり、化粧を落としたり、シャワーを浴びたり、仕事でぺこぺこになった腹を満たしたり、
やることはあるのに全く身体が動かない。
というか動かそうと身をよじるだけで激痛。
私は、自慢じゃないが身体は丈夫な方。
風邪は普段からほぼひかないし、仮病以外で仕事を休んだことは今までの職歴全体(6年間)でみても1回しかない。
そんな私が覚悟したのが、
「明日会社に行けない。」
もう、気合いとかでなく、物理的に会社までたどり着けない。
足が動かない。
右足を動かそうと力を入れるだけで痛い。
左足は何ともないが、動かすと右足にまで響くようになってしまい、まともに動かすのも憚られる。
これは、もしかしたら一生このままなのでは、、、
健康を過信しすぎた私が初めて危機をもった瞬間だった。
後半へ続く、、、。